世界初のパーソナル栄養検査サービス「VitaNote」のユーザーの声をご紹介。
第3回目は現役の総合格闘家であり、スポーツトレーナーでもある窪田選手にお話を伺いました。
いわばダイエット・ボディメイクのプロでもある格闘家ならではの栄養改善テクニック。
プロアスリートとして、パフォーマンスと栄養改善の関係について余すこと無く語っていただきました。
今回は試合後のインタビュー、後編です!
※前編はコチラから
プロフィール
- 名前:窪田泰斗(くぼたたいと)
- 年齢:28歳
- 職業:総合格闘家、スポーツトレーナー
- タイトル:総合格闘技「DEEP」フューチャーキングトーナメント2015バンタム級優勝
栄養の過不足がわかったことで試合当日までの調整の仕方が変わった
― まずは試合での勝利、おめでとうございます!減量もうまく行ったみたいで、試合当日まではどうでしたか?
ありがとうございます。減量は実は結構苦労しました。
オフのときに体重を増やしすぎた影響でなかなか落ちなくて。
なので有酸素運動を取り入れるようにして、後は減量期の最後にやる水抜き*で追い込みました。
筋肉量が増えている分、身体が水分を多く含んでいるので、サウナに行ったり大量の塩を買ってきて自宅のお風呂場で浸透圧を利用して水分量を減らすなどで目標体重まで落とすことができました。
*短期的、一時的に水分量を減らすことで体重を落とす手法
― 話を聞くだけで過酷なイメージがありますね、、、
はい。でもいつもよりも疲労が少なくて楽でした。
前日にドライフルーツを摂るなど栄養バランスを意識して摂取できていたからだと思います。
今回初めてVitaNoteを導入しましたが、栄養検査から行動を変えたことで良い効果が得られたと感じています。
― 具体的にはどんな効果があったんでしょうか?
いつもよりも疲労が少なかったこと、水抜きが上手く行った理由は、これまでよりも栄養バランスが摂れていたからだと思います。
VitaNoteで不足栄養素量を把握しながら減量を進めていったので、必要な栄養を摂りながら体重を落とすことができました。
例えば酸化ストレスは疲労状態をダイレクトに表してくれるので、この数値が上がらないようにビタミンCをサプリメントで追加しました。
また、水分量・塩分量を調節する時に重要なカリウムは元々摂れていると思っていたのですが実は不足していることがわかって、今まで以上にカリウムを含む食品摂取を意識したんです。
他にも、あまり気にしていなかった栄養素で葉酸の不足がわかって、足りない栄養素については何を摂取すれば良いのかアドバイスが書いてあるので食事やサプリメントで改善しやすかったのが良かったですね。
検査結果を見て、感覚はあてにならないと痛感した
今までは色々サプリメントを試してみて、効果を感じられるものに絞って使っていましたが、実際効いているかどうかはわからないですよね。
検査してみると、思ったより不足していた栄養素もあって、感覚はあてにならないなと痛感しました。
でも面白いことに、不足栄養素の改善をすると、その効果が体感として跳ね返ってくるんです。
減量期にそれほど筋肉量を落とさずに仕上げられたのも、疲れが残りにくかったことも、
不足栄養素を把握して、適切に栄養バランスを摂りながら進んでこれたからだと思います。
栄養バランスまで完璧にした状態で試合に臨めたことが、自信にもつながった
― 見事試合で勝利をおさめられましたが、この結果には影響があったと思いますか?
ありました。
他の選手と差をつけるためにはもちろん練習が一番大事。でもそれはみんな同じように頑張っています。
栄養の部分に関してはまだできている選手も少ないので、差をつけるチャンスだと考えました。
自分はしっかりと取り組めているという自負があったので、それが試合前の精神的な安定、自信にもなったと思います。
実際身体もよく動いたので、体調と気持ちは連動しているんだなと。
心・技・体を高めるのに、栄養バランスが大切な役割を担ってくれたと感じます。
― 大変参考になるエピソードありがとうございます。今回の取り組みを経ての総括と、今後に向けた展望を教えてください。
今までは独学と体感による検証に頼ってきましたが、客観的な把握と数字に基づいた栄養改善でまだまだ良くできることがわかりました。
その努力が結果にも繋がるということを身をもって体験できました。
これからはオフの時にも体重を増やしたり栄養バランスが崩れないように意識していきたいと思っています。
アスリートの方に限らず、もっと多くの人にもVitaNoteを使った改善の効果を実感してほしいなと思いますね。
あ、でも、他のDEEPの選手には真似して欲しくないので、関係者の方にはあまり言わないでほしいです(笑)
※前編も必見!