たんぱく質・ナイアシンの不足によるコンディションへの影響

はじめに

たんぱく質とナイアシンは、いずれも日々の食事から継続して摂ることが大切な栄養素です。このページでは、それぞれの栄養素が体の中で果たしている役割と、不足しがちな状態が続いたときに一般的に知られているコンディションの変化、そして食事で補うためのポイントをご紹介します。

たんぱく質・ナイアシンの役割

たんぱく質は、筋肉・皮膚・臓器・酵素など、体をつくる主な材料となる栄養素です。全身のあらゆる組織の構成にかかわり、生命の維持に欠かせない役割を担っています。

ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。また、糖質・脂質・たんぱく質からエネルギーを産み出す代謝の過程にも関わっています。

不足しがちな状態が続くと

食事からの摂取が不足しがちな状態が続くと、一般的に次のようなコンディションの変化につながることがあると言われています。

たんぱく質は体をつくる材料であるため、不足した状態が続くと、疲れを感じやすくなったり、筋肉量が落ちやすくなると言われています。ナイアシンは皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素であることから、不足すると肌の調子が乱れやすくなることがあるとされています。

これらはあくまで栄養素の生理的な役割をもとに一般的に知られている傾向であり、体調には個人差があります。今の体調に自覚がない場合でも、栄養状態を整えておくことは日々のコンディションづくりの土台になります。

食事で補うためのポイント

たんぱく質は、卵・肉・魚・大豆製品などに多く含まれます。毎食に主菜を一品加えることを意識すると、無理なく摂取量を増やせます。

ナイアシンは、レバー・魚(かつお・まぐろ等)・きのこ類などに多く含まれます。たんぱく質を多く含む食品と重なるものも多いため、肉や魚を中心にバランスよく組み合わせることで、両方を効率よく補うことができます。

特別な食品を追加するのではなく、まずは毎日の食事の主菜を見直すことが、両方の栄養素を補ううえで実践しやすい第一歩です。

※1 消費者庁「食品表示基準における栄養機能食品」栄養機能表示に基づく

※2 上記栄養素の生理的な役割をもとに、一般的に知られている傾向として記載したものであり、特定の医学文献の症状記述を引用したものではありません

本内容は栄養状態の傾向を示す参考情報であり、疾病の診断・治療を目的としたものではありません。体調に不安がある場合は医師にご相談ください。

参考文献:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」/文部科学省「食品成分データベース」/消費者庁「食品表示基準における栄養機能食品」

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