味覚を正常に保つミネラル、亜鉛の基本を知る。

原子番号30、亜鉛族元素。
体内に約2,000mgほどがあり、皮膚や骨、肝臓や腎臓などに存在しています。

機能

味覚を司る味蕾(みらい)の代謝に関与し、不足すると味覚障害を引き起こします。
様々な酵素の働きを助ける、補酵素としての役割を担う栄養素で、抗酸化作用も持っています。

消化・吸収・代謝

小腸で吸収されます。

摂取量

上限量が定められています。成人の男女で、8〜10mg/日摂取が推奨量とされています。

出典 厚生労働省 日本人の食事摂取基準2015年版

過不足のリスク

過剰

通常の食事で過剰摂取になる可能性は極めて低いですが、サプリメントの利用等で過剰が起きる場合があります。
長期で亜鉛を大量に摂取するとの吸収を阻害し、貧血や吐き気などを引き起こす可能性があります。

不足

欠乏すると食欲不振や成長障害味覚障害、口内炎、舌炎、精神障害などを引き起こします。

多く含まれる食品

牡蠣など魚介類、レバーや肉類に多く含まれています。

出典 文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)

参考
  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015年版」
  • 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
  • 奥恒行,柴田克己(2017)「基礎栄養学(改定第5版)」

関連記事

野菜に偏った食事では過剰摂取に要注意、成育を助けてくれるマンガンの基本を知る

原子番号 25、マンガン族元素の一つ。成人の体内に約12~20mg存在しています。 土壌に含まれ、土

インスリンの働きを活性化させる、クロムの基本を知る

原子番号24、クロム族元素の一つ。成人の体内に約2mg存在しています。 通常私達が摂取しているのは毒

甲状腺ホルモンの主成分となる、ヨウ素の基本を知る

原子番号53、ハロゲン元素の一つ。 成人の体内に約15mg含まれており、そのうち70~80%は甲状腺

老化を防ぐ、抗酸化機能を持つ微量ミネラル、セレンの基本を知る

原子番号34、第16族元素の一つ。 抗酸化機能を持ち、老化を防いでくれるミネラルと言われています。

鉄の働きを助けて血をつくる、抗酸化作用もある銅の基本を知る。

原子番号29、遷移金属元素。 成人の場合体内に約80mg存在し、そのうち半分は筋肉や骨に含まれていま

血をつくり全身に酸素を運んでくれる、鉄の基本を知る。

原子番号26、遷移金属元素。 血の素になる栄養素で、女性の場合は月経時、妊娠期や授乳期等は特に必要と

ナトリウムとのバランスが大事、カリウムの基本を知る。

原子番号19、アルカリ金属元素。 ナトリウムの尿中排泄を促すため、ナトリウム摂取が過剰になりがちな日

プリン体の分解にも働く、モリブデンの基本を知る。

原子番号42、クロム族元素。 たんぱく質や鉄の代謝に関わる栄養素です。 骨、皮膚、肝臓、腎臓に多く含

骨や歯をつくる、カルシウムの基本を知る。

原子番号20、アルカリ土類金属。 リンやマグネシウムと一緒に働いて健康な骨や歯をつくる栄養素です。