プリン体の分解にも働く、モリブデンの基本を知る。

原子番号42、クロム族元素。
たんぱく質の代謝に関わる栄養素です。
骨、皮膚、肝臓、腎臓に多く含まれています。

機能

主に補酵素として機能する栄養素です。
「尿酸の産生(プリン体の分解)」「体内の毒性物質の無毒化」等の効果が得られます。

消化・吸収・代謝

胃と小腸から吸収されます。

摂取量

上限量が定められています。
成人の男女で、20~30μg/日摂取が推奨量とされています。

出典 厚生労働省 日本人の食事摂取基準2015年版出典 厚生労働省 日本人の食事摂取基準2015年版

過不足のリスク

過剰

他の金属と比較して毒性が低く、モリブデンの過剰による中毒の報告はほとんど見られません。
の吸収を阻害し、銅の欠乏症として貧血が現れます。

不足

欠乏により視野暗転、夜盲症、眼の水晶体異常や脳・精神障害、昏睡状態等の症状が現れます。

モリブデンが多く含まれる食品10品目

納豆、えだ豆、きな粉、落花生等の豆類、レバーに多く含まれています。

出典 文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)出典 文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)
参考
  • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015年版」
  • 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
  • 奥恒行,柴田克己(2017)「基礎栄養学(改定第5版)」